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壁下地は竹小舞で
 I様邸の現場が進んできました。壁は最近めっきり少なくなった、竹小舞い下地の土壁です。同じ土壁仕上げでも、下地をラスボードで施工できるものも有り、工期の関係でそちらを選ぶ事もあるのですが、本当の意味の土壁はやはり昔ながらの竹を組んだ小舞壁でないとできません。なかなかデーターにとりにくいような微細な違いかもしれませんが、室内環境に対する効果も違うはずだと言うのは、施工中の現場の空気で感じられます。写真ではありますが、その空気の一端でもお伝えできればと思います。

梁
9月21日:屋根がかかりました。

竹1
9月29日:丸竹で荒い骨組み(間渡し竹)をつくります。

竹小舞
10月9日:竹小舞いが全体に編み上がりました。間から光や風が入り、実に快適です。

壁土
10月18日:荒壁を塗り始めました。


◎今見ると非常に丁寧な工程なのですが、昔はこれが普通でした。その地域の木材や土を使って、地元の顔見知りの大工が建て、自家用車やテレビが珍しかった時代の事ですが、ほぼ40年ぐらい前から10年ほどで急速に変って、それ以前の千何百年の伝統が珍しいものになりました。今はまだ職人や材料の業者も残っています。あと十年、このまま過ぎると、文化財保護にも困るほど失われてしまう事でしょう。残された時間は少ないです。伝統工法は敷居が高いと大げさに思われずに、できる事だけ採り入れるという方法も有りますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

参考:神楽坂建築塾修了制作『我が家の改修で使ったいろいろな土壁の下地』(神楽坂建築塾研究生 鈴木博子さん)

《最近の施工例アルバム公開中》http://picasaweb.google.co.jp/seikikensetsu

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author:seiki, category:良材を求めてI様邸, 13:12
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